masquerade0324のブログ

とある大学院生のメモ書き

夢野久作「ドグラ・マグラ」

夢野久作の「ドグラ・マグラ」という,日本探偵小説三大奇書の一つを読みました.

ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)

ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)

ドグラ・マグラ (下) (角川文庫)

ドグラ・マグラ (下) (角川文庫)

はっきり言わせてもらうと,読んだ今でも意味がわからないです.主人公は果たして呉一郎なのか,正木教授がすべてやったことなのか,若林教授の怪しい行動はいかに,脳髄論とは,胎児の夢とは,「キチガイ地獄外道祭文とは.いくらでもわからないというか,解釈のしようがどうとでもできるものがあります.

一応世間では,「日本探偵小説三大奇書」と呼ばれるくらいには探偵小説に分類されているみたいですが,探偵小説なのでしょうか.確かに,事件があって,物語が進むにつれて犯行の手口とか動機がわかってくるのですが,問題はその考えている主人公の認識力です.そもそもこの物語の主人公が10月20日に正木教授と話をしているのか,11月20日が最後の方の場面なのかと怪しいところ満載です.

これは一度読んだだけではだめかもしれませんね.また機会があったらもう一度読みなおそうかなと思っています.うーん,わからない笑