masquerade0324のブログ

とある大学院生のメモ書き

似鳥鶏「午後からはワニ日和」

今回は、似鳥鶏の「午後からはワニ日和」を読みました。

午後からはワニ日和 (文春文庫)

午後からはワニ日和 (文春文庫)

似鳥鶏の作品らしく、やはり読みやすいです。作品の舞台が動物園で、それに関連した事件が起こるミステリものです。動物園が舞台になっていてい、その飼育員の方々が登場キャラクタというのは珍しいなと思います。事件の真相もなんとも心苦しいというか、事件を解いてすっきり爽快とはいかないぞ!という意志ががひしひしと感じられます。それは似鳥鶏の学園ミステリでもあてはまるのかなと思います。

ミステリとしてはもちろん面白いのですが、それよりも動物園の飼育員は一体どんな仕事をしているのかが物語全体を通してわかるのが大変興味深いところです。やっぱり家族みたいなものなんですかね、というようなことにも思いが向くことになると思います。

これはシリーズ化していて、次の作品もすでに読んだのですが、それはまた後日。